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T.Nishijima

Author:T.Nishijima
2010年2月に妻が脳幹出血で倒れる。2013年3月に白雪姫プロジェクトと出会い、積極的なリハビリアプローチを始めるため、その回復への道のりを記録しようと日記をはじめました。また、このプロジェクトの存在を知ってもらいたいと思っています。
http://www.shirayukihime-project.net/

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「体当たり」のお優さん
体当たり白雪姫というのがあります。http://www.youtube.com/watch?v=dkCLmM6zyVI
いいネーミングだと思う。“白雪姫”のイメージとは逆さまの言葉が組合わさっているところにセンスを感じる。例えば、しとやかな白雪姫、しなやか白雪姫、ひっそりと白雪姫、、、というのだと、イメージの統一感があるが、どうもインパクトがない。そこに「体当たり」をぶちかました所が、このネーミングの良い所だと思います。

その白雪姫チーム率いる守本さんご夫妻が昨日、妻のところに来てくれた。僕が優さんに、一人ひそかに名付けた名前は、“体当たり”のお優さんだ。このイメージの由来は「風車の弥七」というのが、かっこいいなと思っていて、そんなイメージで、妻とはよく”お優さん”の話をしている。「早くお優さんが来るといいね。6月に入ったら時間が出来るから、これる日があるって言ってたよ。そうしたら筆談をやってもらおうね!」なんて、僕は言葉で、妻はあの鉄仮面みたいな表情で、会話を楽しんでいた。そのお優さんが昨日来てくれた。

ぼくにはどうも今の妻の微妙な力を受け取る実力がないなと、思っていたので、もう全く筆談はトライしていなかった。優さんがやりはじめると、妻はすぐに言葉を綴りはじめた。「あ」から始まったから、優さんに向かって、「ありがとう」って言いたいんだなと、予想する。すると、次の文字は「た」だった。??全然、予測できなくなった。結果、「あたらしいことがしたい」という文字だった。すごい!どうも、僕のリハビリパターンが、コーヒー〜歯磨き〜端座位〜車椅子&朗読〜マッサージorテレビ、ビデオ〜という毎日になっていて、どうも、もう飽きちゃったようだ。そうだよな、飽きるよね。「新しい事」か。なかなかの難題を軽〜く提示してくれる。手強いやつである。

そう思うと「だんな、むりさせている」とか書いて、僕のことを気遣ってくれる。つい、グッとくる。僕の操り方を知っている手強い女房である。

それにしても、優さんは本当に上手だ。昨日は、僕が幹事の中学の同窓会があり、なんと優さんたちより先に病院を出て行かなくてはならなかった。「清美、ごめんね。俺、飲みに行っちゃうから先に行くね。」と守本さんご夫妻に妻をお願いして、先に病院を出た。

優さんは、どうしても清美さんに今日、聞きたいことがあると言っていた。それは、以前ぼくがリハビリをしている時に目を閉じるのは何故?と質問したときに、柴田先生が筆談をしてくれていて、「つまらないから」と書いたことについて、それだけではなないはずだと、どう考えても、ちがう理由もあるはずだと思い、それを聞いてみたいと決めて来てくれたそうだ。僕は高円寺の餃子屋へ向かう電車の途中メールが来た。「こわい」「そうぞう」と書いたそうだ。

優さん曰く
多分揺れたりするのがアトラクションのようで、怖くて目をつぶりながら、色々と想像しているなではないかな?と思いました。でも、車椅子リハビリは嫌ではないとも教えてくださいました。ご主人にお伝えしてもいいとも。私もアトラクションでは目をつぶってしまうので、なるほど!と何だか納得でした。・・・ということでした。

なるほどー。なーるほどー!実は僕は、宮ぷーのリハビリを見に行った時に、かっこちゃんが、からだをこうやって、オートバイを運転するように、ぐるーんぐるーん、ってするのもいいのですよ・・・という、すごい技を見ていたので、それに相当することを、端座位でやっていました。他人から見ると、それ、大丈夫なの?って思われるかもしれないなぁ・・と内心思っていましたから、すぐ心当たりがありました。あの、ぐるーんぐるーん、、、だな。あの事を言っているのだな。

もちろん、こんなことはお優さんは知らない。だから、確実にお優さんは妻とコミュニケーションがとれているのだ。僕にはわからないことを、3回目の体当たりで、もうすでにコミュニケーションがとれるようになるなんて、凄すぎます。

<体当たり>・・・これは、プロレスで言えば、なんちゃらボンバーとかいうイメージで、ラグビーで言えばタックルだろう。しかし。もちろんこの場合の「体当たり」はちがう。もう一つの意味は、「捨て身になって事に当たること」である。なんとも、日本人的な言葉だ。しかし、体当たりのお優さんの体当たりは、前者の意味もあるようだ。よくブルースウィルスのダイハードシリーズなどで、鍵のかかっている扉を体当たりでぶっこわして、部屋の中に入ったりする。いやいや、お優さんは決して妻に体ごとぶつかったりはしない(笑)しかし、その心はしっかりとぶつかって、妻の心の扉を開けてくれたようだ。

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未分類 | 12:37:51 | トラックバック(1) | コメント(2)

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