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T.Nishijima

Author:T.Nishijima
2010年2月に妻が脳幹出血で倒れる。2013年3月に白雪姫プロジェクトと出会い、積極的なリハビリアプローチを始めるため、その回復への道のりを記録しようと日記をはじめました。また、このプロジェクトの存在を知ってもらいたいと思っています。
http://www.shirayukihime-project.net/

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多忙と胃瘻とデリケート
12時半に病院へ来た。いつも、この時間なら経管栄養は終了している時間なのに、まだまだたくさん残っている。なんでだろう?と思っていたら、今日は午前中に胃瘻のアタッチメントの交換手術をする日だった。それで、時間を送らせて初めているのだ。なるほどなるほど。

胃瘻という存在自体を知らなかった時には、え?お腹に穴あけて、胃に直接栄養を入れるの?それってすごい直接的で、西洋医学っぽい判断から生まれた方法論だなと思った。そして、その手術はやっぱり少し恐いなと思ったものです。これを薦めてくれたのは、奥沢病院の院長先生だった。それまでは、鼻から管を通していた。当然、とても大きな違和感と負担があるはずだから、胃瘻にすると患者の負担がへるという説明を受けた。定期的に鼻からの管の出し入れによる負担も、常なる違和感もなくなるし、当然、介護する側にも便利であるということで、奥沢病院へ移ったときに、すぐに胃瘻手術を受けた。

その胃瘻のアタッチメント部分は定期的に交換するために、手術という手続の書類に毎回サインをしているけど、もうとても安心感のあることだとわかっているので「あぁ、そう言えば、今日が交換手術日だったな」という感じである。当初は、とにかくちょっとした手術でも立ち会っていたのだけど、きっと当時「特別」と思っていたことが「普通」に変わったということだろう。

そんなわけで、交換手術は安全簡単なことなのだろうけど、当然、患者本人は緊張するし、刺激があるから、少し、お休みの時間を置いてから、食事ということになったのだろう。とてもやさしい判断である。液状の食事が点滴のように落ちるわけだけど、いつもよりゆっくりしたスピードで食事をしている。素晴らしい!食事が終わったのは、14時前。いつもより2時間遅く終わった。

妻に、どうする端座位やる?と訊いてみたけど「やりたくないな」という顔をしていた。そうだよね。胃瘻の交換手術だったから、緊張したんでしょ?「うん」というように<パチリ>と答えた。そうだよね。疲れたね。じゃぁ、今日はテレビにする「うん」<パチリ>・・・これは、いつでもパチリである(笑)

そう言えば、今日の夕飯はどうなるのかな?いつもなら17時にはスタートする。看護師さんに「夕飯も遅く始めてもらえるのですか?」と確認すると、夕飯は通常時間でのスタート予定となっていた。いやいや、そりゃ、お腹がすくより辛いのではないかな?と思う。だって、お腹がすいていないのに食事するのって、ちょっと苦しくないですか?って思った。「あのぉ、夕飯の時間、1時間でいいですから、遅らせてもらえませんか?」と勇気を出してお願いしてみた。しかし、現場で勝手に決められることではないのだ。

そうだよね。こう言う事なんだよなぁ。多忙な病院の日常では、命に関わらないことで、一人一人のデリケートなまでのケアーは、求められない。一人一人の快適度合いまで考えるのは大変だし、そこまでは求めてはいけないだろう。それはよくわかる。でも、お腹いっぱいのときに、食事をさせるのはどうなんだろう。もしも、自分だったらどうする?ただ、それだけのことなんです。それも、口もきけない、拒否も出来ないのです。胃瘻は流し込めばきっと入る。でも、きっとお腹はいっぱいだよ。せつなくなってしまって、やっぱりお願いしてしまった。ご飯のタイミングまで注文だす、めんどくさい家族だ。本当にすみません。

確認ししてもらい、食事時間を遅らせてもらえることになった。あーよかった。本当によかった。ほっとして、病院を出た。妻は刑事ドラマを楽しそうに見ていた。よかったね。また明日ね。

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未分類 | 19:43:30 | トラックバック(0) | コメント(4)

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