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T.Nishijima

Author:T.Nishijima
2010年2月に妻が脳幹出血で倒れる。2013年3月に白雪姫プロジェクトと出会い、積極的なリハビリアプローチを始めるため、その回復への道のりを記録しようと日記をはじめました。また、このプロジェクトの存在を知ってもらいたいと思っています。
http://www.shirayukihime-project.net/

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妻の笑顔とバカちんアキラ
昨夜、中学時代の同級生の父親の通夜があった。僕は父の他界を機に30年ぶりに実家にもどったきた。きっと、そうでなければ情報もなく、通夜には行っていなかっただろう。僕の父は今年七回忌だったが、みなそんな年齢がやってきたということだ。行ってみると当然、知っている顔が揃っていた。こういう時の常だが、そのままプチ同窓会となった。通夜、葬式は、生きている者達を集めて、再会させてくれる。

妻が倒れた2010年の2月13日は、このメンバーが集まり八王子で飲み会がある日だった。僕は仕事で参加できなくなったけど、妻だけが参加することになっていた。妻は福岡・北九州の出身だが、以前この集まりに連れていったところ、僕の友達がバカちんばっかりなので、信じられないほど楽しかったようで一人でも行きたいと、参加する予定だった。その日の、昼間にサウナに行ってから一杯やりにくことになっていたのだけど、当時通っていたスポーツクラブのそばで、いきなり倒れてしまったのだ。あの日以来、僕はその飲み会には参加しなくなっていた。どうも、行く気持ちにならなかったが、昨日はお通夜の後にその仲間たちと飲みに立川の街へ出たというわけだ。

アキラという男がいる。こいつは特別なバカちんである。妻のお気に入りだった。「私、アキラさん大好き!」としきりに言っていたので、この特別なバカちんの声を聴かせてあげようと、iPhoneをそっとテーブルに置いてアキラのバカ話しを10分ほど録音しておいた。

今日もいつものようにセブンのコーヒーを飲んでから、端座位をとった。「清美、今日は面白い企画があるんだよ。いつも音楽ばかりだけど、今日はちょっとちがうんだよ」とバカちんアキラの会話を聴きながら端座位を楽しんだ。これは一つの才能であると思うが、あまりにバカらしい話で、面白すぎて僕も声を上げて笑ってしまった。その瞬間、ついに妻の笑顔が見えたように感じた!なんとも言えない目で、僕を覗き込んだ。「お通夜に行くっていったのに、もう、何やってんのよ」と呆れながら笑ってくれた。「そーなんだよ、面白すぎるだろ?」ときくと、はっきりとため息を付きながら「うん」と頷いた。きっとあのため息は、笑いと呼吸のタイミングで、「っ、ふぅ~」となったのだろうと思う(笑)居酒屋のガチャガチャした雰囲気の中で、アキラのバカ話し、たった10分だったけど、この企画は大当たりだった。

せっかくだから、その他に、ビデオコメントも撮ったのだけど、この天然バカちんは、カメラを向けると大して面白くない。「アキラ、清美にコメントちょうだい」「清美ちゃーん、はやく目をさまして、一緒にのもうねー」「アキラ、もうとっくに目はさめているんだよ」「あっ、そうなの?清美ちゃーん、じゃぁ、今度一緒に酒飲みにいこうねー」「アキラ、お前面白くないな」・・・という映像は、端座位終了後に見せたが、目が完全にすわっているアキラを、妻はとても楽しそうに眺めていた。きっと「やっぱり私、アキラさん大好き!」って思っているはずだ(笑)

おかげさまで、3年ぶりの妻の笑顔を見る事ができた。次回から、また飲み会に参加しようと思った。
アキラ、ありがとう!

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未分類 | 20:44:50 | トラックバック(0) | コメント(2)

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