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T.Nishijima

Author:T.Nishijima
2010年2月に妻が脳幹出血で倒れる。2013年3月に白雪姫プロジェクトと出会い、積極的なリハビリアプローチを始めるため、その回復への道のりを記録しようと日記をはじめました。また、このプロジェクトの存在を知ってもらいたいと思っています。
http://www.shirayukihime-project.net/

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ヤリキル気合いの底力

ただ妻のことに関連したことを書いているだけで、なんでこんなに毎日書く事があるのか?面白いものだ。そうそう、昨日は「新・食わず嫌い」を見てご機嫌で、端座位を3日ぶりにとってくれた。なんとなく、今日もだめなのかな?・・・なんて、気弱になっていたんだけど、一応聞いてみようと「ねぇ、どっちでもいいけどさ、一応聞くよ。端座位やる?」<やる>「え?、やるの?なんだ、やるんだぁ。ははは。いいね。じゃ、やろうね。」・・・という具合で、伝達がスピーディーに明確になってきた。すごいな。

このyesかnoかというのは、日本人はやんわりとやってきたし、どうも分かりにくい表現をしがちだけど、妻は明快にこれを使い始めた。あやふやな気持ちでは伝わらない。はっきりと伝えようと、決意したのだろう。

今日は病院に到着するとベッドにいなかった。あぁ、月に一度のイベントの日だな。今日は何の日なんだろうな?・・・と思いながら、コーヒー片手にデイルームに向かった。イベントは14時からで、まだ始まっていなかった。今日のテーマは文化祭だ。

演目は、歌(故郷)、体操、そして今日の目玉は「西遊記」だった。
ふるさとは、良い歌だな。日本人ならだれしも心癒されるものがある。そう言えばこの歌、小学生のころ「ふーん、この歌が生まれた地域では、兎をたべるんだな。美味しいんだね。」って思っていた。兔追いしかの山、小鮒つりしかの川♪である。ウサギの次に魚をつるのだ。これは確実にそうだと思った。そんなことを思い出しながら、歌を歌った。

とにかく今日はあっぱれであった。「西遊記」この劇団病院職員の気迫と根性。
衣装さん、美術さん、脚本、ナレーションが居て、
役者:は8名
おじいさん、おばあさん、その娘(これがオカマの設定で、男がやっている)、
悪者の金かく、銀かく、という鬼、
三蔵法師、孫悟空、猪八戒。沙悟浄、である。

ストーリーは、鬼が娘を奪い連れていってしまう。そこに通りかかった三蔵法師一行に、じーさん、ばーさんは、助けを求める。三蔵法師は助けてやれと悟空たちに指示をするが、しかし、悟空はじめ、他のメンバーもめんどくさいからいやだという。そこで、じーさんは、うちの娘は美人だぞと孫悟空に耳打ちをする。アイドル好きの沙悟浄にはアイドル写真を渡す。ダイエット中の猪八戒には、ポテトチップをあげる。俄然やる気をだす一行。そして鬼との対決。もちろん娘は無事救出される。しかし、悟空が「なんだよ、これが美人か?どうみても化粧している男じゃねーか」となる。でも、めでたしめでたし。・・・という脚本である。

この、ショートショートの落としどころがどこなのか分からない難解な脚本であるが、それをパーフェクトにカバーしていたのは、役者のみなさんの根性とメイクである。これはすごかった。絵の具、サインペン、を駆使し、男性も女性もフルメイク、ある意味特殊メイクで臨むのだ。

もうその姿をみただけで、お客さんであるこちらはやられてしまう。

どんな場面でも、気合いと根性、そして人前に出たら、何が会ってもヤリキルという精神性に感銘をふけた。写真をとってもいい言われたが、あまりの迫力にとれなかった(笑)これは言葉で伝える範囲にして、イメージを広げてもらったほうがいいはずだ。その場の和気あいあいとした和やかで、いい空気感が写真だけではわからない。そこにあのすごいメイクだけが、限定的に切り取られると、どんな言葉を書いても、きっとそう思えないだろう。そのくらいすごいメイクだった(笑)
いい病院だな。天晴。

そんなひと時をすごして、外に出た。寒いけど、気持ちがいい。枯葉は少し淋しさを演出するけど、二人で公園で、こうやって紅葉を楽しめる日がこんなに早くくるとは思わなかったねと話した。それから15分程度、久しぶりにホ・オポノポノの本を朗読した。オデコに手をやると、身体が冷え始めている。やばいやばい、そろそろベッドに戻ろう。もう車椅子には1時間半ほど乗っている。

レレベーターの中で、「今日は昨日やった女子フィギュアのショートプログラムのDVDを持って来た。真央ちゃん出てるけど見る?」<「み」「る」>とこれも即答だ。妻が唯一できる口の形が、「い」と横に口を開き、「うー」ち唇を突き出すあれだ。これは色々と応用がきいて、もちろん「い」「う」は「み」「る」と読みとれるのだ。

でもこの口の動きは、相当パワーが必要なようで、一日に1回やれるかどうかなんだけど、そこはさすがに真央ちゃん好きだ。しっかりと、それも2回つづけて「み」「る」「み」「る」とやった。すごい意思表示だ。

DVDもよく目をあけて見ている。いい一日だったね。気がついたらDVDの画面には、真央ちゃんのインタビューの場面になっていた。僕は見ていないから、他に誰がでていて順位がどうなのかしらないけど、今日の夜、フリーの放送があるから、それを見てみよう。

今日は、車椅子にもずいぶんのった。DVDも良く見た。体温は35.7℃とちょっと低い。今日はこのくらいにしておきましょう。明日はゲストがやってくる。妻は人気者だ。


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未分類 | 16:39:00 | トラックバック(0) | コメント(0)

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