■プロフィール

T.Nishijima

Author:T.Nishijima
2010年2月に妻が脳幹出血で倒れる。2013年3月に白雪姫プロジェクトと出会い、積極的なリハビリアプローチを始めるため、その回復への道のりを記録しようと日記をはじめました。また、このプロジェクトの存在を知ってもらいたいと思っています。
http://www.shirayukihime-project.net/

■最新記事
■最新コメント
■最新トラックバック
■月別アーカイブ
■カテゴリ
■検索フォーム

■RSSリンクの表示
■リンク
■ブロとも申請フォーム
■QRコード

QR

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --:--:--
命の木霊
昨日の余韻にひたりながら、妻は剣心を見ている(笑)食後に端座位30分を終えて、やっぱり剣心である。これを書いている途中で19時になるから、剣心を中断してたけちゃんへ気持ちをとどけてから、また剣心をつづけよう。

昨日の余韻というのは、僕のほうである。でもきっと妻もそうだろうと思うのだ。まやもびっくりしていたけど、妻は詩を3つも書いていた。お優さんが清美に「詩を書いたの?」と耳打ちしたら、指談で「3」と書いた。すぐにお優さんは「西嶋さん、清美さん詩が3つ書けているみたい」と話してくれた。ひぇーすごい。

まやちんが落ち込んで話しが進まなくなった。もう帰らなくちゃいけないけど、いいタイミングだと思って割って入った「柴田先生。さっきお優さんから聞いたのですが、清美が詩を作っているみたいなので聞き取ってくれますか?」妻:「今、言っちゃっていいの?」と言ってから、妻はまやちんに「そうそう、私は何も変わっていないと言ったけど、一つだけ変わったことがあるの。最近、詩をかくようになったのよ。私が詩を書くなんて信じられないでしょう?」まや:「信じられない」妻:「そうなの。これだけは変わったところかな。だからあなたにも、聞かせてあげるわ」・・・と詩を伝えはじめた。柴田先生の通訳のスピードが少しだけペースダウンする。詩はフレーズが通常の会話とはちがうので、確認するのに少し時間がかかるそうだ。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
命の木霊

私の心の中にある キレイなキレイな塊が 
いつか私の心から 溢れてしまう夢を見た

その溢れたキレイなキレイな心から
私はいったいどんな夢を育てたらいいのだろう

私のキレイなキレイな塊は 遠い昔になくした心

キレイなキレイな心の塊を 私はこんな身体になって 
今、必死で探し求めている

私の心の中に キレイなキレイな心の塊があった場所が
まだ残っていて 懸命に人の様々な気持ちを注ぎ込んで
そこに新しい キレイなキレイな心の魂を作ろうとしている

今はまだ それはキレイなキレイな心の塊になりきれてはいないけれど
こうして沢山の人の心をいただければ 私の心にまた新しい
キレイなキレイな心の塊が生まれるにちがいない

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

フレーズの構築は、まだまだ荒削りだけど、前回のものより数段表現力がついている。
今日、端座位をやりながら、3つの詩ともとてもいいと心から思ったと伝えた。
しかし、口頭で綴っているので、どうしても目で文字をみて確認していないから
前後の流れをもっとよく出来るところがあるなと僕は感じる。

ーーーーー<ここで、たけちゃんへの時間を5分とった、ちょうど看護師さんが着たから、看護師さんにもたけちゃんの話しや、昨日の会の話しをした>ーーーーー

もちろん、このままでもいいのだけど、30年もディレクターをやっていると、ついそんなことを思うものだ。妻が他界するかもしれなかった倒れた当日の夜中に、詞をかいているうちに、イメージが因幡さんの声にダブり、そのまま詞を書き上げたりしているのだから、この根性はすっかり染み付いてしまっている。結局その曲「ベッドサイド」は、因幡さんの35周年記念アルバムに収録していただいた。そんなことばかりやって生きてきたので、妻の作品も少しだけ手直しを僕がして、その確認を妻にとりOKが出たら出来上がりというような形にしていこうと思っています。

そうすれば、これからの人生が面白くなる。僕らがこれからも二人三脚でできるクリエイティブ作業を手にいれることができる。それを僕がディレクションして、来年からは作品にしていこうと考えています。そうすれば、このあとの僕らの人生が面白くなってくると思う。

3つ目の詩は、僕ら夫婦についての詩だった。その中に「私たちの蜜月は、始まりと終わりにまっていた」というフレーズがある。僕が50才、妻が49才で倒れた時には、人生真っ暗だと思った。しかし、それから3年2ヶ月がたち、白雪姫プロジェクトと出会い、そこからがぼくらの後半の人生がガラリと変わって行った。4月に宮ぷーとかっこちゃんに会いに行って、端座位を教えてもらった。5月に柴田先生によって3年3ヶ月ぶりの妻の思いを聞くことが出来た。そして妻は詩を書きたいと言い始めた。8月に柴田先生が着てくれたときに、詩はしっかりと出来上がっていた。

さらに、もっと書いていこうと話しをしていたが、僕には読みとることが出来ない。それが昨日の外出で、柴田先生にあって引き出してもらった。

タイトルが難しいのじゃない?とたずねてみたが、それでいいみたいだ。
内容との距離感をあえて作り出しているようだ。ここら辺は、僕の偏屈さがどこか映っているように感じる。昔は僕は気づいていなくて、いつも、妻を傷つけるようなジョークを飛ばしていたが、そのうち妻もそれに慣れて来て、僕のブラックジョークに笑顔で答えるようになってきた。きっと、そんな毒のあるセンスもいくつか披露してくれている。僕はそんな強い言葉の使い方が好きだ。

命の木霊・・・「キレイなキレイな」・・・という、必ず2回木霊している言葉や「塊」という強い言葉。僕はその言葉の使い方にびっくりした。まさか妻がこんな言葉の使い方をやってみせてくれるとは思ってもみなかった。

明日は2つ目の詩を紹介します。

スポンサーサイト
未分類 | 19:48:44 | トラックバック(0) | コメント(2)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。