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T.Nishijima

Author:T.Nishijima
2010年2月に妻が脳幹出血で倒れる。2013年3月に白雪姫プロジェクトと出会い、積極的なリハビリアプローチを始めるため、その回復への道のりを記録しようと日記をはじめました。また、このプロジェクトの存在を知ってもらいたいと思っています。
http://www.shirayukihime-project.net/

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今日もぐいーん!
今日、病室に入ると首がやや反対側に向いていたから、声をかけながら顔の前にサムズアップの左手を「オーッス!」って掲げた。そうしたら、首をぐいーーんと僕のほうに向けてくれて、口をうごかしながら、僕の目を睨みつけながら頷いた!「わーお、そんなこと出来るの?毎日すごいなぁ。本当に毎日びっくりするぜ(笑)」<へへへ・・・というようにまばたきパチリ>「くーっ!こんな日がやってきたんだなー、びっくりだよ!」

本当にびっくり。この感じはなかなかわかってもらえないと思うのですが、倒れたその夜に書いた「ベッドサイド」という詩は、まったく飾りのないその時の気持ちを書いてある。久しぶりに聴いてみる。当時は、泣きながら聴いていたけど、今は作品を分析できる(笑)

いや、ひさしぶりに聴いたけど、良く出来ている。僕のどん底の気持ちと詩に、優しさと力強さ、気持ちよ届けと思いながらも、押し付けず、自分の中に押さえ込むように、そしてララバイのようにメロディーをつけてくれた因幡さん。歌声もとても素敵だ。今きくと、あの一発録音のレコーディングの瞬間、その場面を思い出す。

アレンジとピアノは佐藤準さん。今聴き直してみて、当時よりもっとストレートに準さんの作品にこめる思いがピアノのプレイから伝わってきた。イントロは希望の光が差し込むような旋律をやさしく、さりげなく、清らかに作り上げてくれている。そして、因幡さんの声に反応し、ピアノの鍵盤をたたく指先までが音を聴くだけでイメージできる。鍵盤を振り下ろす指とそのときの準さんの感情があわさって、それが音になっている。

当時、僕にとってはサヨナラの歌だった。医者からはそう言われていたので、そのつもりで妻を見送るために泊まった。だからその歌を妻に何度も聴かせるのはどうかな?と思い始めて、生き残ったんだから、次のステップへと続く歌をつくろうと、「夢の雫」は出来上がった。

でも、今「ベッドサイド」を聴いてみると、希望に満ちているように聴こえる。何かがかわったのだ。それは言うまでもない、僕の気持ちである。みんな、妻が生抜けるようにという願いをこめて、曲を作り、歌ってくれた。演奏してくれた。あらためて、うれしいと思う。
この因幡さんのアルバムは、全体を通して僕にとっても自信作なので、ぜひ聴いてみてもらえるとうれしい。
※因幡晃さんの35周年記念アルバム『まん丸の蒼い月』(この中の「ベッドサイド」という曲が妻への曲です)
※「夢の雫」の歌は白井貴子さん。https://www.youtube.com/watch?v=LkroQujetQk これです。

あー、いつも脱線する。
今日、書きたかったことは他にある。
書きながら、思いがどんどん流れ出すから、そのまま書いていると、次の道へと繋がって、もどれなくなっちゃう(笑)
文章もだけど、僕の人生も同じで、思ったほうへと歩いていると遠くへ来ていて、振り向くともう戻れない(笑)
そんな連続で今は、何故かウェブの学校と、音響専門学校の講師という、両方とも夢にも思ったことのないことを、やらせていただきながら、妻の病院へ通っている。

「ベッドサイド」を泣きながら書いたあの夜から、今があるなんて本当に不思議だし、とてもしあわせです。首が動くんです。まばたきで、曖昧だけど返事をしてくれます。口を「うー」とかします。そして毎日2時間もフィギュアスケートのDVDを見ています。「おもしろかった?」って訊くと <うん>・・・って、まばたきをしてくれます。

しあわせって何なのでしょう?僕は毎日、病院へいきます。だいたい3時40分くらいから20時までいます。大変ですねと言われます。大変です。でも、面白いんです。でも、しあわせなんです。「わかるかな〜?わっかんないだろうな〜。」って感じです。

今日、病院をでるときに、妻におつかれさんを言いながら「明日は打ち合わせがはいって来れないから、明後日くるね!そして明々後日は、お優さんとかっこちゃんと会いにいくんだよ!」と部屋を出た。いつも思うのだけど、これって「また来るね!』なのか『行ってきまーす!』なのか、もう自分ではよくわかんない(笑)

結局、しあわせかどうかなんて、自分で決めるんです。で、僕は人からみると、大変な人生なのですが、そうなってしまった僕から見た僕の人生は、ありがたい毎日で、しあわせです。ありがたい・・・って、有り難い・・って書きます。なかなか無い話しです(笑)

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未分類 | 22:34:39 | トラックバック(0) | コメント(4)

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