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T.Nishijima

Author:T.Nishijima
2010年2月に妻が脳幹出血で倒れる。2013年3月に白雪姫プロジェクトと出会い、積極的なリハビリアプローチを始めるため、その回復への道のりを記録しようと日記をはじめました。また、このプロジェクトの存在を知ってもらいたいと思っています。
http://www.shirayukihime-project.net/

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2013 Magical Mystery Tour
体温34.9℃。外が寒いこともあってか、今日の体温はとても低い。低体温の時は、目があきにくいけど、それでも端座位はやると目で合図した。背中をさすりながら、体温を少しでもキープしながら20分強の端座位。端座位をやりながら、左手をもち、釣り糸をクンクンクンと引くようなイメージで手を動かしていたら、妻からもタイミングをあわせて少し力をいれてくれて、これが面白いループ運動になった。本当に、偶然つかめたのだけど、こういうちょっとしたことが面白い。

かっこちゃんが、脳の病気は諦めなければ、どこまでも、どこまでも治ります・・・と、言っていたけど、端座位をはじめて半年以上たった今、本当にその言葉を思い出す日々です。妻にもこのことは話してあって、一歩づつでも富士山に登れるように、僕らはゆっくりでも、どこまでも、どこまでも登っていくんだよと話しをしながら20分を過ごした。

今日は予定通り、全日本選手権のフィギュア女子フリーだ。低体温のせいか、途中、目をとじてしまっているところもあったけど、村上佳奈子ちゃんのあのガッツポーズは見せたくて、ほらここからすごいぞ、見たほうがいいよ・・と言ったら、あのガッツポーズで目がさめたようだ(笑)そしてそのまま真央ちゃんとなるのだが、真央ちゃんのことは大好きだからか?もう目がパッチリとして覗き込むように、しっかりと見ている。やっぱり好きってことは大切なんだな。集中力もぜんぜんちがうだろう。

僕は妻に体温調節の極意をさずけている。丹田に太陽をイメージするか、月をイメージするかである。もちろん、太陽をイメージすれば暖かくなる。陽の作用だ。そして月をイメージすれば、涼しくなる。陰の作用である。そのほかに、本当は音波導引というのもあるんだけど、これは口の形を意識しながら、長い呼吸をコントロールできないと出来ないから、まだ無理だ。だから、イメージトレーニングで体温調節をトライしてみてほしいとさずけた門外不出の虎の巻である。今は真央ちゃんのインタビューを熱心に見ている。本当に好きなんだなぁ。こんなにDVDを見れる日が来たことを本当に心からうれしく思う。

人は経験しないとわからない動物だ。あるいは比較したりだ。今日、病院にくるバスの中は満員で、老人がたくさん立っていて、中学生がたくさん座席にいた。中には先に入っても、座らずに立っているこもいた。ここらへんはセンスなんだろうな。あるいは、身近におじいちゃん、おばあちゃんがいるかどうかかもしれない。僕も10年前はいつも急いでいて、ゆっくり歩く老人をじゃまだなと思ったことは何回もある。しかし、その実情を知ると、ゆっくりとその道をキープするべきだと思うのだ。何も知らないとじゃまだと思ってしまうのだ。

ユニバーサルデザインやバリアフリーの考え方にのっとった駅などのスロープも、自分に関係がないときには気にしていなかった。父が難病になり、身体が動かなくなっていったときに、あのスロープのありがたさを衝撃的に知った。あの時は、とても恥ずかしい思いだった。今まで意識をしていなかった自分の無知を恥ずかしく思った。こうやって、人間は一つづつ、一歩づつ、知識とともに優しさも手にいれていく。辛い現実の中から、優しさを受け取っていく。

こうしてまさか経験したことのない、絶望から希望を知り、言葉はまだ取り戻せていないけど、その可能性の縁まではたどり着いている。まばたきのリアクションで幸せを感じたりする。障害の中にある幸せを見つけたりするなどという日がやってくるとは思いもしなかった。妻が障害をもってでも生抜くと決めていなければ、気がつくことの出来ないことだ。そんな世界に端座位を切り口にしながら突入したという感じだ。僕は知らないことがありすぎる。しかし、知らないからこんな年齢になっても、まだ未知なことばかりで面白い。先日、ある大先輩から、人生はMagical Mystery Tourだと思えば、この先何が起こるかをワクワクしながら待てる。そんな心境だというメールをいただいた。

今年は、新たな一歩を踏み出せた。しかし、そのすべてが想像のつかないことの連続だった。まさにMagical Mystery Tourだ。来年も、先が見えなくても、とにかくあっちの方へとどんどん歩いていこうっと。

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未分類 | 19:21:21 | トラックバック(0) | コメント(0)
2013穴があくほど眺めたり、眠ったり。


今年もずいぶんと、たくさん見ましたね。フィギュアスケートが一番多いかな。それとバレーボールと、SMAPと鶴瓶さんと、志村どうぶつ園と、ドクターXと、・・・たくさん見たなぁ〜。実はまだまだあるんだけど、とりあえず病院から回収したDVDR。今年の頭までは、見てもそんなに長くは集中できなかった。たぶん見てるよなーって思っていたけど、最近は、本当に穴があくほどの集中力だ。昨日見た女子ショートプログラム〜男子フリーは、3時間以上だったけど、まったく集中が途切れることもなく、しっかりとみんなを応援していた(ような顔をしていた)。僕はもう3時間以上だから、ベッドサイドでウトウトしちゃった。妻からなんやら口を突き出して、<おい、ほら、ほーら>と合図があったから、DVDプレーヤーをみたら、案の定終了していた。ようするに<おわってるわよ。今日はもうゆるしてあげるから、片付けて帰りなさい>というわけだ。はーい。そうしまーす。といって、昨日は退散した。3時間以上もしっかりと見て、それでも気をつかって、指示を出す余力があるとはすごいものだ。

どれも、端座位が築いてくれたように思う。この端座位からすべてが前に進んで行った。これらの映像も、そのおかげで大分しっかりと見れたと思う。以前だったら、見ているとすぐ眠ったりしていたように思う。これからも、どんどんDVDを見よう!明日は、女子フリー。そして明後日は、エキシビジョン、メダリスト・オン・アイスだ。このオーケストラは塩入さんさんが率いている。「夢の雫」の作曲者である。この曲、もともとは、塩入さんのオリジナルのピアノ曲で、もともとのタイトルは「ある夏の午后に」という曲だ。このピアノ曲が妻におくりたい言葉とてもピッタリしているメロディーだと感じて、勝手に詩を書いたのがきっかけで「夢の雫」は出来上がった。いつも行き当たりばったりの人生を送っている僕らしい作品の作り方だ。書いているうちに、白井貴子さんの声がうかんできて、連絡をして歌ってもらった。どうせ歌ってもらうなら、塩入さんにピアノを弾いてもらいたいと、あのようなプロジェクトとなった。まったく贅沢な話しだ。

明後日、エキシビジョンを見ながら、オーケストラに注目してもらおう。妻もびっくりするだろう。このオーケストラを率いているのが、妻の曲を作った人なんて、大喜びするだろうな。DVD−Rの話しをしていたのに、また別の場所に着地したようだ。明日、明後日は、しっかり思ったところに着地したいな。

未分類 | 00:05:04 | トラックバック(0) | コメント(0)

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