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T.Nishijima

Author:T.Nishijima
2010年2月に妻が脳幹出血で倒れる。2013年3月に白雪姫プロジェクトと出会い、積極的なリハビリアプローチを始めるため、その回復への道のりを記録しようと日記をはじめました。また、このプロジェクトの存在を知ってもらいたいと思っています。
http://www.shirayukihime-project.net/

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ツンツン頭の昼下がり

今日は低体温で、目があかなかった。布団をかけて3時間ほどベッドサイドで本をよみながら、まってみたけど、一向に目があかない。しかたないな、こんな日もある。とてもさわやかでいい散歩日和だったのだけど残念。これも今の妻のリアルな状態だ。このリアルな体調と人生をともにしているのは妻本人だ。目があかないけど、手はゆっくりと動かしてくれる。妻の「今日の体調でできる、最高のおもてなし」というわけだ。

おもてなし・・・ひねくれものの僕としては、じゃぁ、裏があるのかな?と思うと、、裏も表もなしという、かけひきなしの状態であるようだ。

昨日はとても調子がよかった。
僕が学生をはじめているので、病院指定の理容師さんがくる月曜日の午前というのが、僕のスケジュールがあわなくて、もう2ヶ月ヘアカットができていなかった。昨日は思い切って素人ヘアカットを敢行した。妻は僕のことはものすごく信用していない。とくにヘアカットなどという緻密な繊細な作業は、絶対に僕に実行されたくないはずだ。いつも、子供たちが小さいころから髪の毛を切るのを「あぁ、やってやろうか?」と言っても、「いいえ、結構です。」といつも、キッパリと断わられていた。

大雑把で面倒くさがりやの僕は、自分の髪の毛だって切っている途中で、「ええい、面倒だ。もっといっちゃえ。」などといって、バッサリ自分の髪の毛を切って、へんてこりんになったことが何度かある。それを知っている妻は、ぜったいに子供の髪を僕には触らせなかった。ましてや自分がその餌食になるなどとは、そんな悪夢は見たくないに決まっている。

そこで、気のきく僕は息子たちを呼んだ。彼らはなぜか昔から、母親が倒れたあとの今も、自分たちでヘアカットをしている。だから、彼らに切ってもらう分には文句はないだろうと考えたのだ。僕は、首を確保するだけのやくめである。

お風呂場は貸してもらえるのだけど、昨日は外が気持ちよかったから、いつもの公園で公開ヘアカットをしようと外に連れ出した。僕は頭を支えているだけだけど、息子のカットの仕方をみてみると、僕と同じでとても大雑把だ。なんだ、こんなのなら僕だってできる。でも、黙っていよう。妻が悪い夢を見るといけないから。切っているうちに、なんだかパンキッシュになってきてカッコイイ。

僕は好きだな。なんてぇのか、ちょっと攻撃的な感じで、髪の毛がツンツン立っているのは、カッコイイ。シド・ヴィシャスほど過激じゃないけど、いい感じだ。・・・妻はもうあきらめているようだ。愛する息子に切られているのだ。ボウズになっても文句は言うまい。

外は爽やかだったけど、ちょっと暑かったから、デイルームに移った。デイルームで、長男の嫁に筆談をやってみてと薦めた。相変わらず僕はぜんぜんダメだ。腕の動きも、指の動きも大きくなってきているのに、相変わらずわからない。僕に才能がないということは薄々気がついている。でも、認めるにはまだ早い。もう少し、妻にもつきあってもらうつもりだ。

最近、あっちでもこっちでも、なんかすぐ出来ちゃっていて、うらやましい。ここで30分ほど、いろいろと話あいながら、妻をかこんで筆談がつづいていた。いい風景だなと思ってパチリとしてみた。

次男の腰はやっと改善にむかっているが、まだ仕事ができる段階ではないようだ。それを察してか?次男にだけやたらと話しかけていた。すごいものだな母親ってやつは。

みんなが帰ったあと、妻はなんか僕にいいたそうだった。僕は、次男のことを話したいのだろうとすぐにピンと来たので「大丈夫さ。男ってぇのは、どんなことだって乗り越えるものさ。ちょっと止まったり、休んだりすることはあるけど、僕らはただ彼の事を信じて、見ているだけでいいと思うぜ」と話したら、妻は僕の目を見ながら大きく1つうなずいた。

なんだよ、そんなこと出来るのかよ。
でも、すごいなお前・・・・貫禄ありすぎ。
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