■プロフィール

T.Nishijima

Author:T.Nishijima
2010年2月に妻が脳幹出血で倒れる。2013年3月に白雪姫プロジェクトと出会い、積極的なリハビリアプローチを始めるため、その回復への道のりを記録しようと日記をはじめました。また、このプロジェクトの存在を知ってもらいたいと思っています。
http://www.shirayukihime-project.net/

■最新記事
■最新コメント
■最新トラックバック
■月別アーカイブ
■カテゴリ
■検索フォーム

■RSSリンクの表示
■リンク
■ブロとも申請フォーム
■QRコード

QR

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --:--:--
記憶の中のお散歩空間


記憶

今朝、多摩御陵に散歩にいった。こんなお天気の中、大正天皇、昭和天皇、そして両皇后さまの陵に手をあわせた。4陵ともにこのように鳥居をもっている。日本は本当にファジーな文化をもつおおしろい民族だ。もちろん結界であるわけだけど、その起源ははっきりしていない。しかしこのように形式として大変長く伝わっている。

僕のイメージとしては、当然神社だ。ということは神様ということになる。日本人は神様を作り出す名人である。天皇はもちろん、大きな木、山、動物から天狗まで、すべて神様として祀る。この不思議な習慣は、人を敬う習慣や、他人の目がなくとも、自分をしっかりと正すための精神的ツールとして上手に運用してきたと思う。

しかし、戦後の西洋文化への傾倒と合理主義、経済優先主義の波に押しやられて、いつしか神様の数は減ってしまったのかもしれない。・・・・なんだか、そんなことを話しながら、今日の午後は、妻の病院前の公演で過ごした。

風は強かったけど、思ったより冷たくはなかった。足下から腰くらいを日差しにあてて、頭は木の影に隠れるようにして、40分ほど外にで朗読をしたり、写真をみたり、神様の話をしたりして遊んだ。今日はしっかり目があいていた。僕のほうがなんだか、疲れていてベンチでウトウトしてしまった。

「ほら、もう車に乗れるんだから、多摩御陵にも散歩にいけるね。今日はこんなに奇麗だったんだよ。」・・・と何枚も写真を見せたら、とても写真に反応して、僕の目を見上げるように覗き込み、口をモグモグした。きっと二人で散歩に行ったことを覚えているよとアピールしたのだろうと思う。

「そうかそうか、ここ覚えているのね。良い所だよね。こんどは、ここに散歩にいこうね。でも、その前にまずは、柴田 保之先生&たけちゃん講演会に行かなきゃね。柴田先生にあうまでに、また詩を作っておいてね。」

ベッドだけの人生から、車椅子に乗れたときにも、すごい世界の変化だったと思う。それから、こんどは自動車に乗るのだ。すごいことだ。僕らの世界はどんどん広がる。どこまでも広がっていく。

今日も、吸引の練習をしながら、妻に「どう?少し上手になってきたでしょ?」と聞いたら、軽く無視された。きっと<まだまだよ、精進しなさい>・・・という意味なのだろう。付き添ってくれている看護師さんに、大丈夫大丈夫と声をかけてもらい、見えない力に背中を押されながら、一歩ずつ僕も一緒にあるいていくのだ。

あとは、当日の体調だけだな。体温だけは、当日、その時にならないとわからない。無理はしなくても、いつだって次のチャンスはある。その時の風の流れに身を任せて、吹かれるがままに歩けばいいさ。だから楽しみながら、でも気楽にかまえて待っていてね。

スポンサーサイト


未分類 | 20:18:35 | トラックバック(0) | コメント(1)
コメント
楽しみ(^◇^)
車に乗ってお出かけ、楽しみですね
子供の遠足でありがちな、楽しみにしすぎて、発熱なんてことにならないためには、おっしゃるとおり、「ダメなら次があるさ」と気楽にいることでしょうね
そういう私は、いろいろイベントを企画するくせに、イベント前には夜中に何回も起きたり、お腹を壊したりしちゃいます(−_−;)
当日になると平気なんですけどね
2013-10-29 火 09:18:22 | URL | くるりん [編集]
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。