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T.Nishijima

Author:T.Nishijima
2010年2月に妻が脳幹出血で倒れる。2013年3月に白雪姫プロジェクトと出会い、積極的なリハビリアプローチを始めるため、その回復への道のりを記録しようと日記をはじめました。また、このプロジェクトの存在を知ってもらいたいと思っています。
http://www.shirayukihime-project.net/

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”母親の愛”は勝つ
次男がなかなかの経験をし、妻のもとへ久しぶりに挨拶に来た。引越からたった一週間で、激変の人生を体験した次男坊は、一昨日、円満解雇となった。昨日から暇になったので、早速、息子はお母さんに会いに来たわけです。たしか、前に来たのは半年前、就職が決まったから頑張るよと報告に来たとき以来だと思う。

腰痛もちの彼は、身体の事情も話した上で営業ということで入社した。土日は介護用品取扱の免許を自費でとりながら、平日は当然業務・・・その業務は営業ではなく、見習いはひたすら介護ベッドを運ぶのだ。腰にはコルセット巻き付け介護ベッドを一人で運び、設置するという業務に明け暮れていたわけだ。そうしたら、腰痛持ちはやっぱりだめで、解雇となった。すごい話だ。どれだけ使えないやつだと思われたのだろう(笑)とにかく良かったことは、身体を壊さなかったことだ。これが、本格的なヘルニアになっていたら、一生の問題だ。身体を壊す前に、この会社を辞められた事は、彼にとってはラッキーだった。とにかく、めでたしめでたしということだと落ち込んでいた息子と、心配そうに見つめる妻に話をした。いい人生経験が出来て、本当によかったよかった(笑)

先週、そんなことになるかも・・・という話を息子から聞いて、久しぶりに易経を占ってみた。もちろん、次男のことをである。そうしたら、ちゃんと最悪な結果が出た。山地剥の上爻である。・・・剥がれ落ちて、壊れきるまで、その勢いは止まらない。しっかりと剥がれ落ちるまで、じっと耐え忍ぶしかない。そして、過ぎ去ってから慎重に周りを見渡すと、今まで手をつけていない果実が一つだけあるはずだという。それが何か?は自分で判断するしかない。まぁ、人生いつでもなんとでもなるだろう。だから面白いし、楽しいのだと思う。

自分の過去を思い返しても、いつもこんな連続だったし、もちろん心が折れるときもあったが、折れっぱなしなわけにもいかず、結局それは心を燃やしてくれることになり、楽しみながらくぐり抜けてこれたと思う。自分の身体を壊したことも、妻とリハビリのタイミングが来たと思い、会社も辞めた。それは、白雪姫プロジェクトと出会うためだったと思うし、その出会いは妻をどんどん良くしてくれている。そして、3年たったらシュシュシュッ!と筆談も出来るようになる予定で僕の人生は進んでいる。しかし、少し働かなくちゃいけなくなったようだ(笑)この引越で、もうおしまいとお息子を手伝ったが、まだ少しの間、手伝わないとならなくなった。まぁ、なんとかなるだろう。僕の人生は、予定とおりに行ったためしがない。行った先々で、いつも予定外のことが起こるけど、それは、何故か面白い結果にいつも繋がる。きっと、今回もそうなるだろうと楽観的に考えている。楽しみである(笑)

あぁ、そんな話ではなくて、妻の母親としての愛情の話だ。セブンのコーヒーをもって息子と一緒に部屋へ入っていき、妻の視野の中にまずは僕が入るように入場して、いつものように挨拶をしながら「今日はゲストが来ているよ」と声をかけた。「ん?」という感じで、目を僕の左側にもっていくと、クビになりたての息子がそこに立っていた。「おかあさん、久しぶり、来たよ。」とニカッと笑って挨拶した。妻の口元はモグモグ何やら言いたそうに動いた。そりゃ、言いたいだろうなぁ。それから息子が妻の右側にうつり、僕は左側から手をとり、「清美、お前、モテモテだな」と話しながら、コーヒーを口にもっていく。息子はコーヒーを飲めるようになってからは、初めてとなるから、コーヒーを飲む前に、ゴクンとしている妻に、へーと喜んでいた。妻は、そんな次男をそんなに見つめたら穴があいちゃうよというくらいに、見つめていた。母親の愛情光線が目から放たれていて、これ以上見つめていたら、きっと煙があがると思った。

この愛情の感じ方、伝え方、受け取り方、、きっとこれこそが、柴田先生がやられているコミュニケーションの素なのだろうと思いながら、そんな妻を僕は見ていた。端座位をとり、ちょうどそこにきた、歯科衛生士の担当に、端座位のまま歯を磨いてもらい、かなりハードな端座位となったので、そのまま今日は車椅子はお預けにして、ベッドで筆談練習、そしてテレビタイムとなった。しかし、妻は息子を見つめっぱなしだ。そうだね。心配だね。でも、大丈夫だよ。そうなっているからね。・・・それにしても、僕のは方は全く見ない・・・これも、問題だな(笑)

いつも、けじめけじめで、挨拶をしてくれる妻。帰り際に、またねと僕。流される僕。同じように息子が「お母さん、また来るね」と声をかける「わかった、がんばりなさい」と声をかけるようにクビをしっかり使って頷く妻。ほーらね。クビを動かしたり、唇と動かすのは大変だけど、頑張れば1日に1〜2回やれる。そのことを理解している妻は、今日はそのパワーを息子のために温存し、そこに集中して使ったのだろう。妻の中で、母親の愛が勝った瞬間をみたようだった。「いい母親をもってよかったな」と息子に言いながら、心の中で「俺にはしてくれなかったけどね」とつぶやいた。
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未分類 | 08:42:49 | トラックバック(0) | コメント(2)
コメント
筋書きはない
人生は筋書きのないドラマといいますが、ほんとに、明日は何が起こるのか解らないな~と実感してます・・・。半年前には、平凡な日々だな~と思っていましたが。白雪姫プロジェクトを通じて毎日一生懸命生きるみんなに知り合えたことはうれしいことですね~~(^^♪
2013-07-11 木 23:10:24 | URL | かずちゃん [編集]
Re: 筋書きはない
かずちゃん、いつもありがとうございます!
これに「いいな」ボタンがあるといいな(笑)

いつも、とても素敵な言葉を、ありがとうございます!!
2013-07-11 木 23:40:22 | URL | T.Nishijima [編集]
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