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T.Nishijima

Author:T.Nishijima
2010年2月に妻が脳幹出血で倒れる。2013年3月に白雪姫プロジェクトと出会い、積極的なリハビリアプローチを始めるため、その回復への道のりを記録しようと日記をはじめました。また、このプロジェクトの存在を知ってもらいたいと思っています。
http://www.shirayukihime-project.net/

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うしろの正面だーれ?


部屋へ入るとベッドサイドの棚にとても奇麗な花があった。
「わー、奇麗だね。誰がきたの?」<パチリ>「うーん、わかんないよ。誰だろ?」<パチリ>
あぁ、早く言葉が欲しい。相変わらず、筆談はどうにもまだまだわからない。言葉でのあかさたなスキャンもまだうまくは出来ない。誰だろう?わからない。「まやちんが来たの?上と下の目で答えて」・・・と話しながらやると、上を見た。しかし、生理的に、話しながら僕の右手を追っただけかもしれない。でも、これがyesとの意味かもしれない。

まやにメールしてみた。「清美が、まやが来たって言ってるんだけど、来てくれたのかな?ありがとうね。ちがったら、誰かはわからないや」とメールしたら。来ていないという。「最近、誰か恋人でも出来たのかな?」と返信しておいた。まやは、花の事がわかっていないから、意味不明で、きっと、どうやって返信したらいいかわからなくなってようで「清美が朦朧としていて、私の幻でも見たのかも?」と返信があった。こういう行き違いは面白くて「浮気でもしてんのかな?」と返信しておいた。

看護師さんに聞いてみたら、今日は誰も来ていないという。では、昨日、ぼくは病院を出た後、夜にきたのかな?では、受付で記録を調べてもらえればわかるかな。でも、手間かけてしまうから、気が引けるけど、一応頼んでみようと行ってみた。「一番したの欄の、(はい)にチェックがついていれば、お答えできるのですが・・・」その欄というのは<ご家族から尋ねられたら、誰が来たかを知らせてもいいですか?>という欄がある。僕は今日はじめて気がついた。「あー、なるほどね。個人情報の問題ね。これ、本当にやっかいだよね。でも、ここまで細かく記入する人いないでしょ?」「たまにいますよ」・・・・と言いながら、調べてもらった。「あー、いらっしゃいました。。。。でもー、どうしましょう?」「ね。そうでしょ?」といいながら、手にもっている紙を、ぐーっと覗き込んだ「あっ」「いやいや、ほら。だって答えられないでしょ?、で、あなたは答えていないわけさ」「はい・・・」「いやいや、ごめんね。よくわからなかったけど、ありがとう」「はい・・・」「おつかれさまです」「はい・・・おつかれさまです」

なんだ、みっちゃんかぁ。妻は人気ある。みっちゃんは、20年ほど前に公団住宅に住んでいたときの、妻の長屋仲間だ。この病院まではとても遠いのに、わざわざ来てくれたんだなぁ。それも、わざわざ妻が好きそうな花をあつらえてだ。ありがたい、ありがたい。これで、お礼が言える。また明日から筆談をがんばろう!
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